マンション管理の話

そんなキャラじゃない私が、マンション理事に立候補した結果。

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私の住むマンションは約1000世帯弱ある大規模マンションで、
建設当時は市の再開発地域としても非常に注目されているマンションでした。

そんなマンションの12期目にして面倒な理事会に立候補した結果、さまざまな経験を積ませていただいておりますが、ぶっちゃけどれだけ大変なの?ということや、意外に楽しいね!と思えたことを紹介したいと思います。

理事に立候補した理由

1000世帯もあるわけですから、管理組合の理事は毎年20名が選出されていることを考慮すると、単純計算で運が良ければ50年くらい回ってこないということになります。

管理組合理事の選出は通常、立候補する人はほとんどおらず、抽選による輪番制が多いのですが、
近年両隣の方が当たったり、結構知り合いの方も当たってしまたという話を聞き、
「私も来年は当たってしまうのではないか?」
と毎年改選時期にはヒヤヒヤしておりました。

そんな中、いつか当選してしまって誰も知り合いが居ない理事会に単身で参加するより
マンション内の友人と一緒に立候補して入る方がいいんじゃないか?

ということで12期目にして友人と理事会に立候補したのでした。

これで1年我慢すれば50年は面倒な理事会活動なんかに参加せずに済むので、
50年安心プランと思っていましたが、実は現在理事2期目で理事長になっています(汗)

理事会ではどんなことをやるのか?

基本的には管理会社が管理してくれており、様々な課題もある程度落としどころを
見つけてくれているので、それに対し承認するかしないかを理事会内で議論する形が
多いです。

初めて理事になる方のほぼ全員マンション管理は素人なので、「私なんかには無理」と思いがちですが、
管理会社からは丁寧な説明を聞いた上で判断しますので、最初は何も知らなくても恐れることはありません!

私のマンションの理事会での仕事は主に下記の分科会に分かれて仕事を行っています。

マナー分科会

管理員さんに寄せられる苦情などを処理し、マナーアップを図るポスター制作。

はたから見ると月1でポスター制作するだけなので、楽そうとも思えますが、
日々いろいろな苦情案件が出てくるとのことで、苦情内容によっては大変なこともある。

修繕分科会

マンション内の設備などで壊れたものがあったりした場合には、修繕方法やコストを検討して
日々の修繕を行っていきます。

業者を選んだり相見積もりを取得する仕事は管理会社が
やってくれますが、しっかり目を光らせていないと、時折ボラれる可能性があります。

ですので、工事関係の知見がある方が望ましいですが、たとえ素人でも見積もりに対して疑問に思ったことを
どんどん管理会社に質問できるタイプの人が良いかと思います。

コスト分科会

会計全般においてコスト削減できることを見つけ、検討します。

例えば、毎月の理事会では多くの資料をコピーしますが、プロジェクターを利用したり、
全員にipadを配ったらいいのでは?

共用施設の照明をLED化したらコストダウンになるのでは?

電力会社の変更したらコストダウンになるのでは?

といった内容を検討します。

イニシャルコストやランニングコストなどは管理会社が算定してくれますので、
その資料を基に検討します。

防災分科会

災害時に備える為の防災倉庫を検討したり、組織図を検討したり、避難訓練の計画を立てます。

課題は山積みですが、なかなか前に進まない難しい仕事ですね。

WEB情報分科会

マンション内の情報管理をします。

主にマンション外部に向けたホームページやマンション内の情報共有の為の
内部ホームページの管理を行います。総会や理事会の議事録を管理したりする仕事もあります。

管理といっても細かい部分は管理会社がやってくれることが多いですね。
実は私は1期目の時にこの分科会に入って、マンション内部のホームページ変更を行い、年間予算60万以上削減しました。

マンション理事になって大変なこと

だいたい理事会は最低でも月に1回招集されますので、
その日の午後はほぼ潰れます。

マンションによっては2時間程度で終わるところもあるかと思いますが、
私のマンションでは平均しても4時間以上かかってます(汗)

というのも、クレーマーと言っては失礼かもしれませんが、
やたらとやる気のある老人が2名ほどおり、どうでもいいことでも何かにつけて
騒ぎ出してしまうんですよね。

一見正しいことを言ってるようにも取れるのですが、じゃあどうしたいの?という
所になると無茶苦茶な提案をしだすのです。

いざ決議をとるとほとんどが1対19で否決されるのがわかっているのですが、
そこは皆大人なので一応議論に付き合う形になってしまうんですよね。

ですので、最低でも月1回理事会で時間を拘束されるのが
大変なところですね。

マンション理事になって良かったこと

普通に暮らしているとマンション内でどんな問題が起きているかなどは
あまり知ることがないかと思います。

ですが、理事会に入ってみるといろんな問題を抱えていることがわかります。
面倒な理事会と思っていましたが、いざ入ってみてそれらの問題に触れると
「なんとかしなきゃ」という気持ちになってきます。
マンションの資産価値を落とさない為に頑張ろうと思えるようになったのは良かったなと思います。

また、マンション内で知り合いが増えるのがいいですね。
理事会で顔を合わせるようになると、今まで気づいていなかったけど、
実は同じエレベータの人だったりして横の繋がり(エレベータだから縦か?)が増えました。

今では理事会の後には毎回飲みに行くようになり、今では逆に月1回の理事会が
楽しみになりつつあります。

まとめ

理事会というと何やってるかわからないし、
自分に何ができるのかわからないし、面倒だから嫌だ。
という方が大半を占めていると思います。

根本的には知らないから入りずらいという意識があるのでしょう。

理事会というと偉そうなネーミングですが、基本的には素人の集まりです。
まずは選ばれた際には臆せず参加してみて欲しいですね。

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