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知らない人も多い!?日本に千年以上前から伝わる小正月の由来とその意味

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お正月が過ぎたころ。
ふと花屋さんなどを見てみると、垂れ下がった小枝にたくさんの紅白の丸がついた飾りを
見かけることはありませんか?

「何だろう?かわいい飾りだけどお祭りか何かかな」と疑問に思い、ちょっと調べてみました。

すると、なんとそこには千年以上前から伝わる「小正月」という伝統行事が隠されていたのです!
意外と知らない人も多い、「小正月」の由来や意味、飾り物について紹介していきます!

小正月の由来とその意味!

みなさんは「小正月」って聞いたことがありますか?私は恥ずかしながら、全くありませんでした。

元旦を中心としたいわゆる正月を「大正月」というのに対して、1月15日(14日の日没から
15日の日没までや14日から16日までの3日間とされることも)を「小正月」というそうです。

この小正月、「望(もち)の正月」とも呼ばれます。

昔は今のようなカレンダーがなく、旧暦の「太陰太陽暦」で生活していたので、人々は月の満ち欠
けで時節を知ったのです。

満月を意味する望月が、1年で最初に昇ってくる日にあたるのが、現在の1月15日あたり
だったんですね。

つまり、旧暦では1月15日が正月だったんです。

しかし、「太陽暦」が採用されるようになった明治時代からは、月の満ち欠けと暦が関係しなくなりました。

1年の始まりは1月1日になり、これが今の正月になったのです。
もとの正月は「小正月」と呼ばれ、残されました。

なぜ残されたかというと、政治の都合で暦が変わっても、当時の庶民になじみのあるのはやはり
「小正月」のほうだったからです。

特に農民にとっては旧暦のほうが農作業の時期を見るのに適していました。農民たちにとって、
大事な1年の始めとなる日に、その年の五穀豊穣や吉凶を占う儀式を行うのが伝統でした。

そうして今でも、小正月になるとさまざまな儀式が行われています。
調べてみると、「あ、知っている!」と思うものばかりでした。

火祭り(どんと焼き・左義長・鬼火・とんど)
もともとは、平安時代に宮中で鬼払い、厄払いとして行われていた「三毬杖(さぎちょう)」
が起源とされています。

陰陽師たちが「どんと(どんどん燃えろ)」と唱える中、竹を立てて書き初めや扇子、
和歌を書いた短冊などをつけて焼いたそうです。

今でもその名残で、外したお正月飾りや書き初めの半紙などを焼きますよね。
私も小学生の時、自分の家から持ってきた正月飾りと半紙を小学校の校庭で焼いて、
みんなで願い事をしたのをよく覚えています。
今は危ないからという理由で無くなったみたいでさみしい限りです。

さて、この火祭りですが、1年の始めに行う大事な儀式でしたので、そこにはさまざまな願いが込められました。

若返りや無病息災、字の上達、火事除け、竹が崩
れた方向で一年の豊作を占うこともあったそうで
す。焼いた時に出る煙と一緒に、歳神様が天に帰
っていくと考えられていて、これをもって正月の終わりとします。

なまはげ
秋田県の伝統的な風習、なまはげは現在大みそか
の行事となっていますが、かつては小正月の行事でした。

「悪い子はいないか~」と怖いお面をつけた鬼の
ような異形が子どもを脅かします。しかし、本当
はこのなまはげは怠け者をいさめ、人々に福をも
たらす神様です。

かまくら
東北地方では厳しい冬のため、火祭りをするのに
充分な竹やわらなどが用意できません。

そのため、人々は雪でかまくらをつくり、中で水
の神様を祭り火をともしました。

小豆粥
平安時代の書物にも「小正月に小豆粥を食べた」
という記述があるほど、その起源は古いものです。

もとは中国から伝わった風習で、小豆には「邪
気を払う力がある(豆は「魔(ま)」「滅(め)
」に通じる)」とされ、赤い色には魔よけの力
があると信じられてきました。

祝い事に赤飯が食べられることも、この事が由来します。

また、現在では神社にのみ残る神事として、「粥
占い」があります。五穀豊穣を願って粥をたき、
かき混ぜた時に箸についてくる米粒の数でその年
の吉凶を占うのです。

お正月の門松を外した後に飾るものとは?小正月の繭玉について解説!

元旦に飾られる門松のように、小正月にも飾り物
があります。

繭玉といいます。

養蚕が盛んだった地域で、蚕の繭をイメージし
て、餅や団子で作った玉を花のように柳などの
枝にさして飾ります。

蚕は、家蚕(かさん)とも呼ばれる家畜化された
虫です。人の手を介してしか育たないため、野生
ではいっさい生息できません。
とても繊細で弱い虫なのです。

そんな貴重な虫を失っては家業が成り立ちません。

ですから、1年の始めに「蚕が何事もなくちゃん
と育ちますように」と願いを込めて作られたもの
が繭玉ということです。

1年の五穀豊穣を願った飾り物は繭玉のほかに何があるの?

繭玉のほかにも、「餅花(もちばな)」という飾
りもあります。養蚕地域ではないところでは、こ
ちらのほうがメジャーです。

柳などの木に丸めた紅白の小さな餅を飾ります。
稲穂がたわわに実っているイメージです。

また、東日本ではヌルデや柳の木を削って粟(あ
わ)の穂に見立てた「削掛(けずりがけ)・穂垂
れ(ほだれ)・はな」もあります。

どちらも1年の豊作を祈って飾られます。

 

<まとめ>
毎年、正月といえば3が日をぐーたら寝正月で過
ごし、そのあとは再開した仕事に泣く泣く忙殺さ
れる日々でした。

1月15日まで正月って考えていいなら、もう
ちょっと休んでもいいじゃないかとも思います
が、そこまでぐーたらしたら、なまはげに祟られますね。

現在も残る、人々の素朴な願いや思いがこめられ
た小さな伝統行事にほっこりといい気分にさせられました。

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